AGA治療は早ければ早い方がイイ!
| On 2月01,2022そもそもAGAってなに?
AGAとは、AndrogeneticAlopeciaの略で、男性ホルモン型脱毛症(男性型脱毛症)のことです。
男性型脱毛症とは、成人男性特有の進行性の脱毛症で、生え際や頭頂部の毛髪が薄くなったりするのが特徴で、遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因だと言われています。
特に20代以降の男性に多く見られ、日本人男性の3人に1人がAGAだと言われています。AGAは治療せずに放置するとどんどん進行していきますので、早めの治療がとっても大切です。
じつはAGAは気付かない間に「なんとなく」進行しています!
・なんとなく、枕元の抜け毛が多くなってきた「気がする」
・なんとなく、髪の毛を洗ったり乾かす時に抜け毛が多くなってきた「気がする」
・なんとなく、髪の毛が細くなってきたような「気がする」
・なんとなく、頭頂部もしくは額が薄くなってきたような「気がする」
このように感じてきたら、AGAが既に進行している状態が濃厚です。
AGAの原因はなに?
AGAの原因は、主に遺伝、男性ホルモンバランスの乱れ、生活環境の乱れなどが考えられています。
その中でも最大の原因は、男性ホルモンの影響によるものです。
ここでヘアサイクルのメカニズムをもとに男性ホルモンとAGAの関係について学んでいきましょう。
そもそも髪の毛には1本1本寿命があり、伸びる(成長期)・抜ける(退行期)・生える(休止期)を繰り返しており、これを『ヘアサイクル』と言っています。
~健康なヘアサイクルの場合~
長くて固い髪の毛が1日平均100本前後抜けていく状態は健康な状態です。
~乱れたヘアサイクルの場合~
短くて柔らかい髪の毛が抜ける本数が多い場合、ヘアサイクルは乱れていると考えられます。
それはジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる、男性ホルモン・テストステロンと5αリダクターゼ(還元酵素)が結合してできた悪玉脱毛ホルモンが大いに影響しています。
このDHTの影響により髪の毛を作り出す毛包の成長が十分ではなくなります。本来であれば2~6年あるとされる「成長期」が数ヶ月ほどになり、髪の毛が育たないうちに抜けてしまい、やがて薄毛・抜け毛が目立つようになるのです。
■DHTとは悪玉脱毛ホルモンのことを言い、DHTが下記のように働くことでAGA(男性型脱毛症)を引き起こします。
1,男性ホルモンの一種である「テストステロン」が、還元酵素「5αリダクターゼ」によって、悪玉脱毛ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変換されます。
2,DHTが毛乳頭にある受容体と結合し、髪の成長を抑制します。
3,DHTの影響で髪の毛の成長周期が短くなり、毛が十分に成長する前に抜けてしまいます。
AGAはなぜ早めの治療が肝心なの?
AGAの改善には悪玉脱毛ホルモン・DHT(ジヒドロテストステロン)の活動を抑制する治療をします。 しかし毛母細胞が死滅していると、いくらDHTの活動を抑制したところで、発毛効果は見込めません。なので、毛母細胞が死滅する前に治療を開始する必要があります。
それを踏まえると『AGA治療には20代~30代が一番最適!』という事になります。
悪玉脱毛ホルモン・DHT(ジヒドロテストステロン)が一番影響を及ぼす時期は、男性ホルモンの分泌が盛んな20代~30代です。
この時期にAGA対策を行い、正常なヘアサイクルを保ち、毛母細胞の寿命をできるだけ延ばすことが、AGA改善の一番の方法です
AGAは遺伝や男性ホルモンの影響が大きい原因と考えられていますが、生活習慣やストレスなども少なからず影響はしています。 薄毛で悩んでいるとさらにストレスを受け、悪化する可能性もあります。
健康なヘアサイクルに戻すために、AGAの原因となるDHTを生成しないよう治療を早い段階からおこなうことが改善の近道です。