3大ED治療薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)の各ジェネリック医薬品

ED治療薬・勃起不全や勃起障害の改善薬で有名な3大ED治療薬といえば、『バイアグラ・レビトラ・シアリス』です。
中でも、今日本で最も服用率が高いのはバイアグラといっても過言ではないでしょう。
ただ、バイアグラは効果が高いと言われている分、どうしても値段が高価なお薬です。
今回は、バイアグラ以外の正規品のED治療薬・勃起改善薬やジェネリック医薬品を紹介いたします。

■ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは別名、後発医薬品とも呼ばれている医薬品です。
例えばバイアグラの場合だと、新薬(先発医薬品)が「バイアグラ」となり、ジェネリック医薬品(後発医薬品)に当たるのが「ゼネグラ」や「エリアクタ」となります。

ジェネリック医薬品のメリットは、新薬と同等の効果が得られる有効成分が配合されているにもかかわらず、開発費や販売費が抑えられています。
そのため価格が新薬の5割からお薬によっては8割以上も安く入手できるのでお財布にも優しく、お得な医薬品であることが挙げられます。
昨今ジェネリック医薬品は医療費削減の効果があるともし、国も使用を推進しているお薬ということです。

◆◇◆3大ED治療薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)◆◇◆

世界的に知られているED治療薬としてバイアグラ、レビトラ、シアリスという三種類があり、これらは3大ED治療薬と言われています。
バイアグラは開発されてから一番長い歴史があり、多くのジェネリック医薬品が開発されています。
シアリスは作用時間が最も長く、副作用が控えめです。レビトラは最短15分という高い即効性が特徴です。

バイアグラ（初心者向け）

迷ったらこれ一択。ジェネリックの種類も豊富なお薬です。
世界で一番最初に開発されたED治療薬。
スタンダードですが世界的に最も有名で安心感があります。

≪作用時間≫
25mgは4時間程度
50mgは5時間程度

食事と併用すると効果半減の可能性があります。食前30分前の服用がお勧めです。

≪ED治療薬バイアグラの副作用・注意点≫
バイアグラの副作用は、服用する約9割の方に出るとされています。
バイアグラの効果が現れると同時に顔のほてりやめまい、頭痛、動機、目の充血が見られますが、健康に害はありません。
通常であればバイアグラの効果が切れる頃に副作用も治まるので安心してご利用いただけます。
バイアグラは全ての人が服用できる医薬品ではなく、特に狭心症や不整脈などの疾患がある方はご使用になれません。
心血管系障害や重度の肝障害のある方は服用をおやめください。

レビトラ（即効性タイプ）

最短15分で効果を発揮します。なので急なチャンスにも即対応可能なお薬です。
水に溶けやすい性質上、一番速効性があり、吸収が早い人は15分ほどで効果を発揮します。
硬さが出やすいことも特長のひとつです。

≪作用時間≫
10mgは5～6時間程度
20mgは8～10時間程度

食事の影響は受け難いですが700kcalまでという条件があり、食前30分前の服用がお勧めです。

≪ED治療薬レビトラの副作用・注意点≫
レビトラは心臓・血管系に障害のある方、重度の肝障害、透析が必要な腎障害の方には原則使用できません。
また、薬の飲み合わせによっては重篤な副作用の恐れがありますので、服用前に必ず医師、薬剤師に相談してください。

シアリス（長時間持続タイプ）

最長36時間持続します。長く作用し、副作用が控えめなのが魅力的なお薬です。
じつはED治療薬シェアは世界一です。他剤と比べてマイルドで自然な効き目なので緩やかに長時間作用します。また、ほてり等の血管拡張作用に伴う副作用が軽い。

≪作用時間≫
10mgは20～24時間
20mgは30～36時間

食事の影響は最も受け難いですが条件があり食前2時間前の服用がお勧めです。

≪ED治療薬シアリスの副作用・注意点≫
硝酸剤(ニトロ製剤)を使用中の方は、シアリスの服用で血圧が急激に低下する可能性がありますので、絶対に服用しないようお気を付けください。
主な副作用は頭痛やほてりです。稀に視覚異状が起こることがあるので、車の運転は控えてください。