アキュレティックは、2つの有効成分を配合した高血圧症治療薬です。

アキュレティックは世界的に有名な製薬企業であるPfizer（ファイザー）社によって製造・販売されています。

先発品として製造されているので、服用することで強力な降圧作用が期待できます。
アキュレティックの効果・効能

高血圧症

アキュレティックの有効成分

アキュレティックは、2つの有効成分が配合されています。

1つめの有効成分はキナプリルです。

もう1つの有効成分はヒドロクロロチアジドです。
用法と用量

日本では、有効成分キナプリルとヒドロクロロチアジドの配合剤は承認されていないので、アキュレティック10mgの用法・用量は定められていません。

例として、日本で承認されているそれぞれの有効成分は以下の通りです。

キナプリル

通常、成人にはキナプリルとして5～20mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、重症高血圧症又は腎障害を伴う高血圧症の患者では5mgから投与を開始することが望ましい。

ヒドロクロロチアジド

通常、成人にはヒドロクロロチアジドとして１回25～100㎎を１日１～２回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、高血圧症に用いる場合には少量から投与を開始して徐々に増量すること。また、悪性高血圧に用いる場合には、通常、他の降圧剤と併用すること。

副作用

主な副作用として、せき、吐き気、頭痛、発疹、かゆみ、じんましんなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

使用禁忌・併用禁忌

＜次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。＞

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血管浮腫を起こしたことがある、体外循環で血液を浄化する治療法（血液透析など）を受けている。
妊娠中、妊娠の可能性がある、授乳中
他に薬を使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください）。

使用にあたって注意事項

＜生活上の注意＞

降圧作用に基づくめまいなどがあらわれることがありますので、高所での作業、車の運転など危険を伴う機械の操作を行う時は注意してください。

保管方法

室温保存