痩せたいけど食事制限はしたくない！楽して痩せたい！
そんなの無理だとあきらめてはいませんか？

ダイエットの時にカロリーの高いものや脂っこいものを食べるのをガマンしていませんか？
そんな貴方におススメなのが、この夢のようなお薬フォビカルです。

フォビカルは、アメリカで肥満症の治療薬として服用されているゼニカルおよびアリーのジェネリック医薬品です。
服用することで食事中の脂肪分が体内に吸収されるのを抑制し、便とともに体内から排出します。

先発品の1つであるゼニカルは、スイスに本拠地を置くRoche（ロシュ）といわれる製薬会社によって製造・販売されています。
もう1つの先発品アリーはGlaxoSmithKline：GSK（グラクソ・スミスクライン）によって製造・販売されています。
ロシュ社もグラクソ・スミスクライン社も世界的に有名な製薬企業で、多くの優れた医薬品を世界中の医療機関に供給しています。

その2つの薬のジェネリック医薬品であるフォビカルは、インドの有名な製薬会社であるSAVA （サバ）社によって製造・販売されています。
SAVA （サバ）社は2003年に設立された比較的新しい企業ですが、数多くのジェネリック医薬品を製造・販売しています。
インドはジェネリック大国といわれるだけあり、SAVA （サバ）社のフォビカルも安価でありながら先発品と遜色ない高品質なお薬となっています。

フォビカルも、安価でありながら先発品のゼニカルおよびアリーと同じ有効成分オルリスタットを配合しており、先発品と同等の効果を有するため、多くの方に愛用されています。
服用することにより、食事から摂取した脂肪の約30％をカットすることができ、過剰なカロリーの摂取を防ぐことができます。

フォビカルは1箱10カプセル入りの小包装タイプなので、継続服用よりも突発的な食事会の時の脂肪分の摂りすぎのために常備するのもおススメです。
フォビカルの効果・効能

フォビカルはBMI（kg/m²）が30以上の肥満症か、あるいはBMIが28以上であり他に高血圧、糖尿病、脂質異常症などの危険因子のある方が服用することができます。
BMIの求め方は、体重（kg）÷身長（m）☓身長（m）＝BMIで算出できます。

フォビカルの有効成分

有効成分オルリスタットは、服用することにより腸内に存在する脂肪の吸収に関係する酵素リパーゼの働きを抑制し、体内に脂肪が吸収されるのを抑制します。

食事で摂取された栄養素は、小腸で分解吸収されます。
腸内では、リパーゼという酵素が働き脂肪を分解して体内に吸収します。

オルリスタットはそのリパーゼの働きを阻害する作用を持っています。
オルリスタットによって脂肪が分解されにくくなると、分解されなかった分が体外へ排出されるため、ダイエット効果があらわれます。

オルリスタットは、本来なら腸壁から吸収される脂肪分を30％程度減らすことができます。
脂っこい食事が多い食生活の人にとっては、いままでと同じ食生活をしても脂肪吸収分を減らすことができるため、何もしなくてもダイエット効果を得られます。

注意点として、フォビカルの服用は脂肪のみならず必要な栄養素の吸収も阻害してしまう可能性があります。
ビタミンA、D、E、Kは脂溶性ビタミンといわれ脂肪などに溶けて体内に吸収されます。

脂溶性ビタミンが不足してしまわないようにマルチビタミンサプリなどで追加で補充することが推奨されています。
用法と容量

食事の前あるいは途中、または食後1時間以内にオルリスタットとして120mg（1カプセル）服用します。
1日3回、朝・昼・夕食の1日3カプセルを超えて服用しないようにしてください。
服用開始時に測定した体重から12週間服用して5％以上体重が減らなかった場合、服用を中止するようにしてください。
毎日服用せず、高脂肪の食事の時だけ服用することも可能です。

最大限の効果を得るために

フォビカルの服用と同時に、運動療法の改善や食事の内容も栄養バランスの取れたカロリーの低いもの（例として、2,000kcal/日）に切り替えていく方が効果的です。

副作用

フォビカルの有効成分であるオルリスタットにはいくつかの副作用が報告されています。

オルリスタットは体内に吸収されず腸で作用するので、副作用のほとんどは胃腸障害です。オルリスタットが作用することで、吸収されなかった食事中の脂肪分が副作用を引き起こします。主な症状は、お腹の張り、急激な便意、油性の便、排便量の増加です。

これら以外には、頭痛、感染症、尿路感染、低血糖、疲労、月経不順、不安等の症状が報告されています。
フォビカルを服用して、なにか気になる症状があれば速やかに医師・薬剤師に相談するようにしてください。
使用禁忌・併用禁忌

禁忌

臓器移植後の免疫抑制剤シクロスポリンを服用中の方。
栄養をうまく吸収することができない疾患の慢性吸収不良症候群の方。
脂肪の消化吸収に関与する肝臓から分泌される胆汁がうっ滞している方。
妊娠・授乳している方。
ワーファリンやその他の経口抗凝血薬を服用している方。
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
太っていない方。

これら以外にも、フォビカルを服用するのに注意が必要な方がいます。
持病のある方や、継続している薬・サプリメント・健康食品がある方で、フォビカルの服用が可能か不安な方は、医師・薬剤師に相談するようにしてください。
使用にあたって注意事項

フォビカルの服用だけでなく、低カロリー・低脂肪のバランスのとれた食事を心掛けるようにしてください。

保管方法

フォビカルは、高温・多湿を避けて30℃以下の場所で保管するようにしてください。
直射日光を避け、光の当たらない場所や容器に入れて保管してください。
安全のため、子供の手の届かない場所に保管してください。