プレマリン 0.3mg 28錠
¥4,980
プレマリンは日本の医療機関でも昔から多用されており、非常に有名な女性ホルモン製剤です。プレマリンは体内でエストロゲンとして働き、不足したエストロゲンを補充することで更年期障害をはじめとする様々な不調を改善します。
プレマリンは女性ホルモンのエストロゲンを体内に補充する働きを持つ、女性ホルモン製剤(エストロゲン製剤)です。有効成分として、結合型エストロゲン0.3mgを含有しています。
プレマリンは日本の医療機関でも昔から多用されており、非常に有名な女性ホルモン製剤です。プレマリンは体内でエストロゲンとして働き、不足したエストロゲンを補充することで更年期障害をはじめとする様々な不調を改善します。
更年期障害の治療以外にも、卵巣欠落症状、卵巣機能不全(それに伴う不妊症)、腟炎(老人、小児および非特異性)、機能性子宮出血などの治療に多く用いられます。
また、保険適用外ですがMTF(性同一性障害)のホルモン療法にも用いられます。性同一性障害の方が女性を選択した場合、女性化目的でプレマリンを使用します。
エストロゲンの働きについて
女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類がありますが、エストロゲンには主に以下のような働きがあります。
生理周期をコントロールする
卵胞を成長させ排卵を促す
女性の生殖器や乳房を発達させる
女性らしい丸みのある体つきを作る
脳や中枢の神経機能を向上する
自律神経や心のバランスを安定させる
コラーゲンの生成を促進し、肌にハリつやを与え、髪や爪につやを与える
骨を丈夫にする
血管を若く保つ
このように、エストロゲンは妊娠出産を成立させる他にも様々な働きを発揮します。女性が美しさ・若さ・健康を保つためには必要不可欠となるホルモンです。
更年期障害とは
エストロゲンが不足してホルモンバランスが乱れると様々な不調が現れますが、エストロゲン不足による代表的なものが更年期障害です。
女性は閉経を境にエストロゲンの分泌が急激に低下し、それに伴いエストロゲン不足による様々な心身の不調が現れますが、これを更年期障害と呼びます。
主な症状はめまい、のぼせ、動悸、不眠、イライラ、不安感、冷え、発汗、肩こり、倦怠感、頭痛などです。
また、エストロゲン減少により膣が乾燥萎縮するため、炎症が起きやすくなったり性交痛が現れたりします。エストロゲン補充により潤いを取り戻し、元の性生活を送ることができます。
プレマリンはこのような方々にお勧め
更年期障害による心身の不調がある
肌や髪のハリつやを保ちたい
女性らしい体つきやバストを保ちたい
膣の潤いがなく性交痛がある、加齢に伴い腟炎になりやすくなった
尿失禁を改善したい
骨粗鬆症を予防したい
卵巣機能不全による不妊症
プレマリン0.3mg(28錠)の使用方法
プレマリンを通常成人は1日0.625〜1.25mgを服用します。
機能性子宮出血・腟炎の場合は1日0.625〜3.75mgを服用します。
年齢・症状に応じて適宜増減します。
治療目的によって服用方法が異なるので注意してください。
更年期障害の治療(ホルモン補充療法:HRT)の場合は、子宮がある方はプロゲステロン(黄体ホルモン)製剤との併用が一般的です。
必ず医師の指示に従って正しく服用してください。
副作用
乳房の張りや痛み、性器出血、吐き気、むくみ、体重増加、発疹、じんましんなどの症状が報告されています。
滅多にありませんが、重大な副作用の「血栓症」に注意してください。
エストロゲンには血液凝固作用があるため、プレマリンや低用量ピルなどの女性ホルモン製剤には血栓症の発症リスクがあります。
息切れ、胸痛、しびれ、足の痛み、激しい腹痛や頭痛、舌のもつれ、視力障害、失神などが血栓症の主な初期症状です。
これらの症状が現れたら、服用を中止して直ちに救急医療機関を受診してください。
使用禁忌・併用禁忌
以下にひとつでも当てはまる方は、プレマリンの服用を控えてください。
エストロゲン依存性腫瘍(乳がんや子宮内膜がんなど)、またはその疑いがある
乳がんになったことがある
血栓性静脈炎、肺塞栓症、動脈性の血栓塞栓疾患(冠動脈性心疾患、脳卒中など)、または過去になったことがある
本剤の成分に対して過敏症が現れたことがある
妊娠中または妊娠している可能性がある
重い肝障害がある
原因不明の異常性器出血がある
治療していない子宮内膜増殖症がある
その他持病がある方、思春期前の方、乳がんの家族素因がある方や乳房に異常がある方は注意が必要です。必ず事前に医師に相談してください。
他に服用している医薬品・サプリメントがある方は、必ず事前に医師か薬剤師に飲み合わせについて確認してください。
使用上の注意
プレマリンの服用を開始する前に、必ず乳房検診や婦人科検診を受けてください。
服用中も定期的に検診を受けてください。
プレマリンの長期間使用により、子宮内膜がんの発症リスクがやや高くなるという研究結果があります。また、このリスクは黄体ホルモンとの併用で抑えられるという研究結果があります。
アンチエイジングや美容を目的としたプレマリンの長期服用は推奨されておりません。
自己判断で安易に使用しないでください。
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