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メトホルミン(塩酸メトホルミン)850mg 56錠

メトホルミン(塩酸メトホルミン)850mg 56錠

¥3,280

メトホルミンは血糖降下作用を持つ2型糖尿病治療薬です。

日本では1961年に登場した古い薬ですが、発売当初から世界中で揺るぎない人気を誇る薬です。

現在でも2型糖尿病治療の第一選択薬として非常に多く使用されています。

特に肥満型の糖尿病患者に適しています。

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メトホルミンは血糖降下作用を持つ2型糖尿病治療薬です。

日本では1961年に登場した古い薬ですが、発売当初から世界中で揺るぎない人気を誇る薬です。

現在でも2型糖尿病治療の第一選択薬として非常に多く使用されています。

特に肥満型の糖尿病患者に適しています。

メトホルミンは肝臓での糖新生抑制・末梢での糖利用促進・糖の吸収抑制の3つの作用で血糖を下げます。

また、近年メトホルミンには心血管疾患の発症リスクの低下・ガン抑制などといった延命効果&アンチエイジング効果があるとも言われており、可能性を秘めた薬と評価されています。
メトホルミン850mg(メトグルコ)の効果・効能

メトホルミンは「ビグアナイド(BG)剤」と呼ばれる2型糖尿病治療薬です。
糖尿病治療において主流の薬であるスルホニルウレア(SU)剤のインスリン分泌促進作用とは異なり、膵臓でのインスリン分泌を介することなく血糖降下作用を発揮します。(「膵外作用」と言います。)

メトホルミンは3つの作用によって血糖をコントロールします。

まずは肝臓での糖新生抑制作用です。
インスリンに対する身体の感受性を高め、肝臓での糖分の生成を抑えます。

次に、末梢での糖利用促進作用です。
筋肉や脂肪組織など末梢の部位で糖分が利用消費されるのを促進します。

そして、腸管からの糖吸収抑制作用です。
小腸で糖分が体内に吸収されるのを抑制します。

ただし、長期的な服用においてはBG剤特有の重い副作用である「乳酸アシドーシス」に注意する必要があります。
滅多に起こりませんが、乳酸アシドーシスは血液中に乳酸が溜まり血液が酸性になり、消化器症状、筋肉痛、倦怠感、呼吸困難などの症状が現れる危険な病態です。

メトホルミンはBG剤の中では比較的そういった副作用が少なく安全性が高いため、世界的に非常に多く使用されています。
メトホルミン単独投与では、薬の効きすぎによる低血糖症状も起こりにくいです。
その安全性の高さと海外におけるメトホルミンの治療実績をふまえ、近年では日本でも高用量の投与が認められました。

メトホルミンは体重増加しにくいことから肥満型の2型糖尿病に特に適しています。
まだ研究途中ですが、メトホルミンは心血管疾患の発症リスクを減らす・癌を抑制するなどの延命&アンチエイジングの効果がある薬だということが判明してきているため、今後更に期待されている薬なのです。
メトホルミン850mg(メトグルコ)の有効成分

有効成分としてメトホルミン850mgを含有しています。
用法と用量

メトホルミンを通常成人は1日500mgより開始し、1日2~3回に分けて食直前もしくは食後に服用します。
本剤は850mg製剤なので、はじめはピルカッターなどで錠剤を切って服用するか500mg製剤から試してください。
維持量は1日750~1500mgで、症状や年齢などによって適宜増減しますが1日の最大用量は2250mgとなります。(海外で設定された1日の最大用量は850×分3にあたる2550mgです。)必ず医師が指示した用法用量を守って服用してください。
飲み忘れた場合は飛ばしてください。一度に2回分を服用しないでください。
食事が摂れない・下痢嘔吐など体調不良がある時にはメトホルミンを減量・中止することがあります。医師の指示に従い用法用量調節をしてください。

最大限の効果を得るために

食事療法や運動療法も並行しましょう。

併用して相乗効果のある薬剤

他の血糖降下薬と併用可能です。
血糖降下作用のあるサプリメントなどを併用するのもお勧めです。

副作用

メトホルミンはじめ血糖降下薬で一番注意すべき副作用は、薬の作用によって血糖値が過度に下がる低血糖症状です。
震え、悪寒、動悸、冷や汗、動悸、強い空腹感、脱力感、目のちらつき、イライラ、倦怠感、意識障害、けいれんなどが低血糖による主な症状です。
低血糖症状が現れたら砂糖やジュースなどの糖分をすぐに摂取すれば改善しますが、改善しない場合や症状が重い場合はすぐに医療機関を受診してください。
その他副作用として下痢、吐き気、腹痛、食欲不振などの症状が報告されています。
滅多に起こりませんが、重大な副作用として乳酸アシドーシス、肝障害、横紋筋融解症などが挙げられます。
メトホルミン服用後何らかの強い異常をきたした場合は服用を中止してすぐに医療機関を受診してください。

使用禁忌・併用禁忌

有効成分メトホルミンでアレルギーや重い副作用が現れたことがある
乳酸アシドーシスになったことがある
重い腎障害・人工透析を受けている
重い肝障害
重い心肺疾患
脱水症
脱水症の危険性が高い下痢嘔吐・栄養不良
重症ケトーシス
糖尿病性昏睡
1型糖尿病
重い外傷や感染症がある
手術前後
脳下垂体機能不全
副腎機能不全
衰弱状態
妊娠中
ヨード造影剤使用時

上記に該当する方はメトホルミンの服用を控えてください。

腎臓病、肝臓病、心肺疾患、何らかの感染症、下痢嘔吐をはじめ消化器疾患、高齢者の方はメトホルミンの服用に慎重な注意が必要です。
必ず医師に相談の上でメトホルミンの服用を検討してください。

他の血糖降下薬と併用する場合は低血糖症状の発現に注意してください。
特に、利尿作用を有する血糖降下薬(SGLT2阻害薬)との併用は脱水症及び乳酸アシドーシスの発現に注意してください。

その他にも利尿薬、解熱鎮痛薬、一部の降圧薬、胃薬のシメチジン(商品名タガメット)などメトホルミンとの飲み合わせに注意が必要な薬が多数あります。
何らかの薬を服用している方は併用可能かどうか必ず医師か薬剤師に相談してください。

緊急な場合を除き、ヨード造影剤を使用して造影検査(レントゲン)を行う際には一時的にメトホルミンの服用を中止します。検査後2日目以降に再開します。
CT検査や心臓カテーテル検査などX線造影検査を受けることになった場合は、メトホルミン服用中であることを必ず医師に伝えてください。

アルコールは血糖値に影響を及ぼし乳酸アシドーシスを誘発する恐れがあるため、できるだけ控えてください。

使用にあたって注意事項

服用後に低血糖症状が現れた場合、すぐに糖分(砂糖・ジュースがお勧めです。)を摂取してください。
糖分摂取後症状は15分程度で和らぎますが、万が一症状の改善が見られない、けいれんや意識消失など症状が重い場合はすぐに医療機関を受診してください。
食欲不振や胃腸症状など体調が思わしくない時は薬を減量・中止することがあります。
食事を摂れていない時に血糖降下薬を服用すると低血糖症状が現れる恐れがあるためです。
そのいった日は医師の指示に従い薬の用法用量を調整してください。
適切な血糖コントロールのためには、食事療法と運動療法がとても大切です。
食事療法・運動療法・肥満であればダイエットなど生活習慣の改善を行い、それでも血糖値が改善しなければ薬物療法を検討してください。
薬物療法をしていてもこれのことを根気よく続けましょう。

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