ロラクリアはアレルギー症状を抑えるお薬です。

ロラクリアは有名な抗アレルギー薬クラリチン錠10mgのジェネリック医薬品として製造・販売されています。

1日1回服用することで、花粉症などの鼻炎、蕁麻疹、皮膚炎、湿疹による痒みなどに使います。

比較的新しいタイプの抗アレルギー薬であり、第2世代の抗アレルギー薬といわれています。

新しいタイプのお薬なので、副作用が弱く、効果が強力です。
ロラクリアの効果・効能

アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患（湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症）に伴うそう痒

ロラクリアの有効成分

有効成分はロラタジンです。

1錠中にロラタジンとして10mgを含有しています。

ロラタジンは、アレルギー症状に関連している肥満細胞といわれている部位に作用してヒスタミンやロイコトリエンC4などのケミカルメディエーターの遊離を抑制する作用と、ヒスタミンH1受容体に対する拮抗作用を示すことにより、アレルギー症状を抑えます。

通常、アレルギー性鼻炎、じんましん、皮膚疾患（湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症）にともなうかゆみの治療に用いられます。
用法と用量

成人：通常、1回1錠（主成分として10mg）を1日1回食後に服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。
7歳以上の小児：通常、1回1錠（主成分として10mg）を1日1回食後に服用します。
いずれも、必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、眠気、倦怠感、腹痛、口渇、吐き気、嘔吐、発疹、便秘などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

使用禁忌・併用禁忌

＜次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。＞

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
妊娠または授乳中
他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。

使用にあたって注意事項

＜生活上の注意＞

授乳中の方は、この薬を飲んでいる間は授乳を避けてください。

保管方法

＜保管方法その他＞

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温（1〜30℃）で保管してください。
薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。